決して悪い意味で使ってはいないのに、ビジネス上で使うと心証を悪くしてしまうビジネス用語もあります。「なるほどですね」は果たして心証を損ねやすい言葉なのか、またそうではないのか。マイナビニュース会員にアンケート調査を実施してみました。

Q.「なるほどですね」という言葉を使っていますか?

よく使っている 2.4%
使っている 8.8%
あまり使っていない 27.2%
使っていない 61.6%

■使っている人の意見

よく使っている
・「電話で事情を聞くとき、なるほどと言うと何となく高圧的になる気がするので」(26歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「上司ではなく、仲のよい先輩から仕事で説明を受けたときなど」(33歳女性/その他/事務系専門職)
・「感心したとき。アイデアが面白いとき」(42歳男性/建設・土木/営業職)
・「納得するとき。なるほどそうですね、が正しいとわかっていながらポロッと出ちゃう」(27歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

使っている
・「社内電話で、おじさんの話し相手にならないといけないときに相づちとして」(33歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
・「電話であまり相手の話を聞いていないときに。笑」(44歳男性/その他/クリエイティブ職)
・「上司が仕事を教えるとき、お客さんがなにか問題があるとき」(25歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

■意味は?

「なるほどですね」は、「なるほど、そうですね」の略語です。強く納得したときや感心したとき、「なるほど」をより強調して伝えたいとき、相手への親しみを強調したいというときなどに「なるほどですね」を使うことが多いようです。

マイナビニュース会員の中で「なるほどですね」を使う方の割合は、11.2%。ビジネス上では「なるほどですね」と言う言葉を、避ける人が多いということかもしれません。この言葉を始め、略語は相手の心証を損ねてしまうことがあります。口癖で使うことが多いのなら、注意した方がよいかもしれませんね。

調査時期: 2013年8月26日~2013年8月27日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性215名 女性285名
調査方法: インターネットログイン式アンケート