オールラウンドな使い勝手で高い人気を誇る「SUV(Sport Utility Vehicle)」(※)。各自動車メーカーからさまざまなモデルがリリースされているが、その中でも代表格といえるのが、2013年1~6月期のSUVブランド別国内新車販売台数(各月のTOP10の車種のみを集計 / 日本自動車販売協会連合会調べ)でNO.1に輝くSUBARU(富士重工業)のSUVだ。

そんなSUBARUの放つ「フォレスター」の走りを堪能できるのが、世界五大陸・10万キロを走破する実証チャレンジ「FORESTER LIVE」。オーストラリア・ヨーロッパ(ユーラシア)・アフリカ・南米と巡りつつ、各地での走りが「実証映像」として公開されている。

「FORESTER LIVE」では実証映像をはじめ、さまざまな動画が公開されている

「FORESTER LIVE」も最後の地となる北米大陸に突入した今、ここであらためて実証動画を振り返ってみよう。

まずスタートとなったオーストラリア大陸から実証映像はスタート。オーストラリアでは、「フリンダースレンジ」「グレートオーシャンロード」、そして「タスマニア」をフォレスターが疾走。フォレスターに備えられた「X-MODE」や「直噴ターボ"DTI"」、そして「シンメトリカルAWD」によるオーストラリアでの走りは、まさに自然との戦い。厳しい環境でもドライバーの思い通りに走るフォレスターの操作性と、広大なオーストラリアの自然が、観るものを圧倒する。


続くヨーロッパではまずノルウェーの「ヴァルドレスフリーヤ」にて北極圏の雪上での走りを披露。不可能とも思える雪上登坂をいとも容易く成し遂げる「シンメトリカルAWD」の実力はまさに一見の価値ありである。さらにヨーロッパ篇の見どころは、ラリー・モンテカルロの聖地であるフランスのチュリニ峠ではトミ・マキネン、ドイツのニュルブルクリンクでは吉田寿博といったゲストドライバーとしてフォレスターをドライブ。プロドライバーならではのハンドリングさばきがフォレスターの魅力をさらに高める。


舞台をアフリカに移しても、フォレスターの魅力はとどまらない。南アフリカのチャップマンズ・ピークでは断崖絶壁のワインディングロードでは、フォレスターの総合的なパフォーマンス、ナミビアのナミブ砂漠では「X-MODE」の威力が実証される。ナミブ砂漠では、スタックした状態から「X-MODE」のパワーで砂の路面にしっかりとくらいつくなど、フォレスターの実力をまざまざと見せつける。


そして現在公開されている9番目の実証映像では、アルゼンチンのクエスタデルバリンで、新世代BOXER直噴ターボ"DTI"の驚異的なパワーで、高低差2000mを一気に駆け上がる映像がチェックできる。

「FORESTER LIVE」で公開されている実証映像は、フォレスターの走りの性能だけでなく、世界の広大な自然の風景を同時に楽しめるという側面もある。各映像は10分以内にまとめられたコンパクトなものなので、仕事の合間などに視聴できるのもうれしいところ。各大陸の映像を約1分にまとめた映像も用意されているので、こちらもあわせてチェックしてみよう。


なお、フォレスターには「全方位SUV」というキャッチフレーズがつけられているが、映像中「ultimate SUV」と訳されているところがある。まさに"究極のSUV"ともいえる走りをぜひ映像にて確かめてほしい。

※SUVとは、自販連区分オフロード4WD[一部2WD含む]の国産車を示す。