ソフトバンクモバイルは9月30日、2013~14年冬春商戦向けの新製品8機種を発表した。同社の高速通信サービス「SoftBank 4G LTE」および「SoftBank 4G」に対応した「Hybrid 4G LTE」に対応したスマートフォンなどを用意し、11月下旬以降より順次提供を開始する。

発表会に登壇する代表取締役社長の孫正義氏ら

スマートフォンの新製品は、ディスプレー占有率80.5%を実現した5.2型フルHD液晶を搭載した「AQUOS PHONE Xx 302SH」(シャープ製)、487ppiの画素密度の4.5型IGZO液晶を搭載した「AQUOS PHONE Xx mini 303SH」(シャープ製)、5.0型フルHD液晶を備え、10分の充電で一日使用できる超急速充電に対応した「ARROWS A 301F」(富士通モバイルコミュニケーションズ製)を用意。このほか、ウォルト・ディズニー・ジャパンと協業した「ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンク」の新製品「DM016SH」(シャープ製)も提供する。なお、これらのスマートフォンはすべて「Hybrid 4G LTE」に対応したモデルとなる。

さらに、従来型の携帯電話の新製品として、1,210万画素の裏面照射型CMOSカメラを搭載した「THE PREMIUM10 WATERPROOF 301SH」(シャープ製)、計8色のカラーバリエーションを用意した「COLOR LIFE4 WATERPROOF 301P」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製)も用意した。

このほか、2.5GHz帯の「SoftBank 4G」、1.5GHz帯の「ULTRA SPEED」、1.7GHz帯のイー・モバイル網に対応したモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 301HW」(Huawei製)、スマートフォンで簡単に健康管理ができる3G通信機能を搭載した体組成計「スマート体組成計 301SI」(セイコーインスツル製)も提供する。

なお同社が展開するFDD-LTE方式の「SoftBank 4G LTE」では、2.1GHz帯のFDD-LTEのネットワークに加え、イー・アクセスが1.7GHz帯で展開するFDD-LTEのネットワークが利用できる「ダブルLTE」の高速化を進め、それぞれ下り最大75Mbpsの通信に対応した「倍速ダブルLTE」として、高速通信が可能なエリアを拡大するる考え。加えて、2014年春には、900MHz帯のプラチナバンドでもLTEサービスを順次開始し、2.1GHz帯と1.7GHz帯に900MHz帯を加えた「トリプルLTE」として提供するとしている。

(記事提供:AndroWire編集部)