滋賀銀行は24日、顧客へのタイムリーな情報提供とニーズに即応した提案などを行うため、得意先係(渉外担当者)を中心にタブレット端末の携帯を開始した。

タブレット端末はノートパソコンと比べて起動が速く、薄型で持ち運びに適しており、タッチパネル方式で操作できるところが特長の多機能端末。タブレット端末の導入により、顧客との会話に合わせ、タイムリーな情報をスピーディー、且つ視覚的に提供することが可能になり、これまで以上に顧客の要望に添った提案が可能になるという。

同行は、今後もITを戦略的に活用し、商品・サービスの付加価値の向上や顧客サービスの更なる向上に向け、積極的に取り組んでいくとしている。

導入台数

  • 150台(ARROWS Tab F05-E)(営業店132台、本部18台(資産運用営業店支援スタッフ・アジアデスク用))

機能と効果

情報提供機能

  • 株価指標・為替等のマーケット情報や個別ファンド情報などを顧客と一緒に確認しながら、提案やアフターフォローを行うことが可能

  • 事業者向けには、補助金やアジアビジネスに関するニーズにマッチした情報などをスピーディーに提供することが可能

  • 環境対応型金融商品・サービス等の提供や、「環境」「福祉」「文化」を3本柱とした同行のCSR活動を紹介

  • 随時インターネット接続を可能とするため、突発的なマーケットの変動を知らせることが可能

パンフレット類の格納機能

  • パンフレットなどの資料を電子化し、必要な情報を一元管理するため、顧客が見たいパンフレット類をいつでも提供することが可能

  • 資料準備時間の削減により、顧客との対話時間を増やし、より顧客の要望に添った提案が可能