「S.H.MonsterArts」で立体化される「エイリアン」と「プレデター」

ハリウッド映画きっての2大クリーチャー、「エイリアン」と「プレデター」が、バンダイの可動モンスターフィギュアシリーズ「S.H.MonsterArts」で立体化されることが決定した。

「S.H.MonsterArts」は、バンダイの大人向けハイターゲットブランド「TAMASHII NATIONS」が誇る可動(アクション)フィギュアの技術を使用し、怪獣(モンスター)にフィーチャーしたアクションフィギュアシリーズ。これまでゴジラシリーズや、キングコングなど、国内外の怪獣、モンスターが発売されている。

2014年1月に発売される『S.H.MonsterArts エイリアン ウォーリア』は、映画『エイリアンVSプレデター』(2004年)に登場したエイリアン「ウォーリア」を立体化。各部関節構造は、素早さを感じさせるシルエットを崩さずに、印象的なポージングができるように関節を配置。四つん這いやしゃがんで獲物を狙う絶妙なポージング、敏捷性を活かして飛びかかる姿などを自在に再現できる。

『S.H.MonsterArts エイリアン ウォーリア』

頭部にはクリアパーツが使用され、頭部上面を後方にスライドさせると大きく口が開き、インナーマウスによる攻撃姿勢を生物的に表現。また、尻尾の先端はダイキャストパーツを使用することで、より鋭利な質感表現がなされている。さらにアクセサリーとして、精密な造形で再現されたエッグチェンバーとエイリアン ウォーリアの幼体であるチェストバスターが付属する。セット内容は、本体、交換用手首、エッグ、チェストバスター、専用台座。商品価格は5,775円。

そして、2014年2月に発売される『S.H.MonsterArtsプレデター ウルフ』は、映画『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』(2007年)に登場したプレデター「ウルフ」をフィギュア化。一部アーマーはダイキャスト、シャープな武器類はABS、精密な造形部分はPVC、そしてドレッドヘアーなどは可動に干渉しない軟質素材を使用し、質感の違いを徹底的に表現。さらに、プレデターの特徴であるマスクは脱着可能で、マスクの下に隠された素顔の口腔部分は、パーツ差し替えによって咆吼時と通常時のふたつの表情を再現できる。

『S.H.MonsterArtsプレデター ウルフ』

また、プレデター・スピアは形状は再現性を重視し、伸縮2バージョンが付属。スラッシャー・ウィップも使用時と収納時が用意されている。そのほか、存在の痕跡を消すための溶解液、各種武器が収められていたクリーナー・ケース、血液採取用のトラッキング・シリンダーなど、各種装備も充実。セット内容は、本体、交換用手首、交換用頭部、交換用フェイスパーツ、溶解液パーツ、スピア×2、鞭×2、シリンダー。価格は6,090円となる。

これら2商品の予約受付は10月1日よりスタート。今回の発表に合わせて特設サイトもオープンし、商品の詳細な解説を見ることができる。

『エイリアンVSプレデター』(AVP)シリーズは、1990年にアメリカのコミック出版社「ダークホースコミックス」が、エイリアンとプレデターの2大クリーチャーによる夢の対決を描いてコミックスを出版し、高い支持を獲得。そのアイディアをベースに、地球を舞台にエイリアンとプレデターが戦う物語として再構築されたのが『AVP』シリーズとなる。時系列的には、映画『プレデター』シリーズのその後の物語として描かれており、『エイリアンVSプレデター』(2004年)と『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』(2007年)の2作が製作されている。

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