米AMDは26日(現時時間)、同社の次世代グラフィックカード「Radeon R9」シリーズならびに、「Radeon R7」シリーズのラインナップを発表した。いずれも近日中の発売を予定する。

今回発表されたラインナップは、「Radeon R9」シリーズが「Radeon 290X」「Radeon R9 290」「Radeon R9 280X」「Radeon R9 270X」の4モデル、「Radeon R7」シリーズが「Radeon R7 260X」「Radeon R7 250」の2モデルで合計6モデル。

AMDの資料によるとローエンドモデルの「Radeon R7 250」でも3DMarkのFire Strikeで2,000台、最上位モデルの「Radeon 290X」では7,000を超えるスコアを記録するという。詳細にスペックはまだ公開されていないが、「Radeon 290」シリーズでは、トランジスタ数が60億以上、演算性能が5TFLOPSで、メモリのバス幅は300GB/sを超えるという。

価格は「Radeon R7 250」が89米ドル、「Radeon R7 260X」が139米ドル、「Radeon R9 270X」が199米ドル、「Radeon R9 280X」が299米ドル。最上位の「Radeon 290X」に関しては価格が明らかになっていない。

また、AMDは次世代GPUに合わせ、ゲーマーおよびゲーム開発者向けに、ゲームのオーディオおよびパフォーマンスを向上させる「AMD TrueAudio」テクノロジーと「Mantle」という2つの新機能を発表した。

「Mantle」は開発者向けの開発プラットフォームとなるようで、「Mantle」によりGCNアーキテクチャ向けのネイティブ言語を利用可能で、パフォーマンスを最適化できるほか、PCとコンシューマゲーム機など異なったプラットフォームでも共通にゲームの開発をすることができるという。

一方、「AMD TrueAudio」は、GPU上でオーディオ・パイプラインをプログラムできるというもので、ゲーム内のサウンドに独自の表現を埋め込むことが可能となり、より複雑なサラウンド効果や指向性といった特徴を付け加えられるという。

「Mantle」と「AMD TrueAudio」の詳細は2013年11月に開催するAMD Developer Summitで発表するとしている。