マツダはこのほど、千葉県の幕張メッセで10月1日~5日の期間に開催されるアジア最大級の最先端IT・エレクトロニクス総合展『CEATEC JAPAN 2013』に、今秋発売予定の新型「アクセラ」から搭載される新世代カーコネクティビティシステムなどの技術を出展すると発表した。

今回の展示では、新型アクセラに搭載予定の新技術から、新世代カーコネクティビティシステム「Mazda Connect」(マツダ コネクト)と、新世代HMIコンセプト「Heads-Up Cockpit」(ヘッズアップ コクピット)を出展。

「Mazda Connect」

Mazda Connectは新世代カーコネクティビティシステムで、今回は新型アクセラのインテリアモデルを使ったプレゼンテーションのほか、Mazda Connectの機能のひとつとして日本に初導入する自動車用Webコンテンツのクラウド・プラットフォーム「Aha by HARMAN」の多彩なインフォテインメント機能などを紹介する。

Ahaは、車内インフォテインメントとして、インターネットラジオ、ポッドキャスト、オーディオブック、SNS(Facebook、Twitter)、各種LBS(カーナビの位置情報を活用するサービスの総称)など、世界4万局以上のWebコンテンツを、使いやすいインターフェースで自動車に提供するクラウド・プラットフォーム。

「Heads-Up Cockpit」。(1)7インチセンターディスプレイ、(2)コマンダーコントロール、(3)アクティブ・ドライビング・ディスプレイ

Heads-Up Cockpitは、様々な情報をドライバーとクルマの間で適切にやりとりする新世代HMI(Human Machine Interface)のコンセプトで、走行安全性を最優先し、ドライバーの不注意運転要因を最小化する技術。今回の展示では、新型アクセラのインテリアモデルを用いて、視認性を最大限確保した7インチセンターディスプレイ、手元を目で確認しない操作を追求したコマンダーコントロール、車速などの重要情報をメーターフード上部に虚像として表示する先進の安全装置アクティブ・ドライビング・ディスプレイなどを紹介する。

そのほか、子供から大人まで楽しめるスマートホンアプリ「シェイキン・レーサー」、最先端の情報通信技術を用いて人と道路と車両とをつなぐ高度道路交通システム「ITS」、ドライバーの認知・判断をサポートする先進の先進の安全技術「i-ACTIVSENSE」などを紹介するとのこと。