埼玉りそな銀行は24日、「りそなVisaデビットカード〈オリジナル〉」の取扱いを開始した。

クレジットカードや電子マネーの利用が急速に進むなど、顧客の決済ニーズが多様化している中、同社はさらなる決済ニーズに応えるため、今後拡大が見込まれる即時決済機能を備えたVisaデビットカードを埼玉県内金融機関として初めて導入するという。

顧客にとっては、現金を持ち歩く必要がないことに加え、ATMで現金を引き出す手間が省け、ATM利用手数料が不要となるだけでなく、同カード利用の都度、パートナー企業19社のポイントや電子マネーへの交換ができ、キャッシュバック機能もある「埼玉りそなクラブポイント」が貯まるなどの利点があるとしている。

「りそなVisaデビットカード〈オリジナル〉」の特徴

  • キャッシュカードと一体化して発行(口座作成時に、りそなVisaデビットカード、クレジット一体型カード、キャッシュカードのいずれかを選択)

  • 国内外のVisaが使える店舗で利用ができ、代金は口座から即時で引落し(一部利用できない加盟店がある。一部加盟店の利用分は、即時引落しにならない場合がある)

  • 海外のATM(Visa、PLUS)を利用して、現地通貨を引き出すことができる

  • カード利用1000円毎に埼玉りそなクラブポイント5ポイント(=利用額の0.5%)を還元

  • 年間手数料は525円(税込)。ただし、初年度は無料で、2年目以降も1年毎にショッピング利用実績があれば500ポイントを還元

同カードのデビューキャンペーンも実施する。11月29日までに入会すると、もれなくりそなクラブポイント500ポイントをプレゼントするというもの。

りそなグループのりそな銀行では、7月に「りそなVisaデビットカード<オリジナル>」の取扱いを開始、近畿大阪銀行でも年内中に取扱開始を予定しているという。りそなグループは、今後も引き続き、「銀行の常識を変えよう。」をスローガンに、顧客の要望に応える新たな商品・サービスの開発と提供に取り組んでいくとしている。