画像はイメージ

東京都は、毎年5月と10月を「労働相談強調月間」と定め、駅前などの街頭で臨時の労働相談を実施している。10月は都内7カ所で、のべ10日間にわたり、労働に関する疑問・悩みに対する相談を行う。

労働に関するパンフレットも配布

相談コーナーでは、「労働条件」「就業規則」「労使関係」などの相談のほか、就職活動、職業能力開発、雇用保険に関することなど幅広く相談に応じる。相談員は実施会場によって異なるが、東京都労働相談情報センター職員、労働基準監督署職員、公共職業安定所職員、年金事務所職員などを予定している。

資料コーナーでは、「ポケット労働法」「使用者のための労働法」「働く女性と労働法」など労働に関する各種資料を無料で配布(部数に限りあり)。パネルコーナーでは、「労働契約法の改正」や「高年齢者雇用安定法の改正」などの説明パネルを展示する。

また、企業等での若者の「使い捨て」が問題となっていることから、職場でのトラブル防止に取り組むために、若者向けに労働法の注意点を掲載したリーフレットや小冊子「これだけはおさえておきたい労働法のポイント」も配布。企業向けにも、労働法のポイントをまとめた資料を配布する。

会場は、JR・東京メトロ・東急・京王線渋谷駅(10月10日)、ゆりかもめ新橋駅(10月17日)、JR昭島駅・京王線調布駅(10月18日)、京成線青砥駅(10月18日~20日)、東武東上線大山駅・都営三田線板橋区役所前駅(10月19日・20日)、JR・都営・京王・小田急線新宿駅(10月31日)。

相談会の詳細については、東京都ウェブサイトで公開している。