米NVIDIAは18日(現地時間)、Cortex-A15ベースの4コアプロセッサ「Tegra 4」を搭載したタブレット「Tegra Note」を発表した。ディスプレイは7型液晶で1,280×800ドットの解像度。Android OSを搭載する。希望小売価格は199ドル。

Tegra Note

Tegra noteのリファレンス仕様は、プロセッサがTegra 4、ディスプレイが7型液晶 (1,280×800ドット、IPS)、メモリが指定なし、ストレージが16GB + micro SDカードによる最大32GBの拡張、OSが最新バージョンのAndroid OS。

カメラはリア500万画素 + フロントVGA解像度、オーディオはHD Audio対応で前面にステレオスピーカーを搭載する。スタイラスペンへの対応や、Micro HDMI端子の装備、10時間のHDビデオ再生が可能なバッテリ駆動性能も求める。

Tegra noteは、NVIDIAがリファレンス設計を提供し、世界各国のパートナー企業が開発から販売までを行うという。パートナー企業として、北米ではEVGAとPNY Technologiesが、アジア太平洋地域ではZOTAC、Colorful、Shenzhen Homecare Technologyが開発を進めている。

COMPUTEX TAIPEI 2013で同社CEOのJen-Hsun Huang氏がTegra noteの初期バージョン(Tegra Tab)のデモを行った

なお、GoogleのNexus 7はこれと似た方式で送り出されたもので、「Project KAI」と呼ばれたTegra 3のリファレンス設計がベースとなっている。