キンコーズは17日、ユーザーが持つ3DCADや3DCGデータを立体プリントする、3Dプリントサービスを開始した。プラスチックで造形する「樹脂タイプ」と、カラーの立体造形が可能な「石膏タイプ」の2種類を提供する。

3Dプリンティングサービスのイメージ

パーツの試作や、建築模型、フィギュアなどの用途を想定し、個人・法人を問わず利用できる。樹脂タイプはUV硬化プラスチックで造形する3Dプリントで、入稿ファイル形式はSTL形式、IGES形式、STEP形式、OBJ形式。石膏タイプは石膏パウダーをCMYK4色の接着材で造形するカラーの3Dプリントで、入稿ファイル形式は3DS形式、VRML形式、PLY形式、OBJ形式。テクスチャファイルはJPEG形式とBMP形式。

データはオンラインで24時間入稿でき、データチェックや見積もり期間の目安は約1から2日間。見積もり価格をユーザーが承認すると、7日から10日めどで仕上がりとなる。なお、3Dプリントサービスは受注生産のため、注文確定後のキャンセルは不可。また、著作権法に違反するもの、銃器などの生命身体に危険を及ぼす可能性のあるものは断る場合もあるとする。