Q."夫婦の危機"、経験ありますか?

夫婦ゲンカして、奥さんが子どもを連れて実家に帰ってしまった。残業続きで、明日も仕事が山積みなのに、迎えに行くの、正直キツいなあ……。今回は、マイナビニュース会員のうち既婚男性200名に、これまでに経験した最大の"夫婦の危機"について、教えてもらった。

Q."夫婦の危機"、経験ありますか?

はい 22.0%
いいえ 78.0%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)これまでに経験した最大の夫婦の危機はどんなことでしたか?

■結婚生活でのピンチ
・「くだらないことで大ゲンカしたとき」(51歳男性/医薬品・化粧品/技術職)
・「大げんかして離婚しそうになった」(42歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)
・「感情的な衝突」(67歳男性/その他/クリエイティブ職)
・「実家に帰ると言い出した」(44歳男性/食品・飲料/技術職)
・「新婚旅行で2回別行動した」(34歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)

■理由は……浮気
・「ま、女関係ですが……」(54歳男性/情報・IT/技術職)
・「浮気がばれそうになった」(35歳男性/電機/技術職)
・「浮気疑惑」(41歳男性/電機/技術職)
・「朝帰り」(31歳男性/不動産/専門職)

■仕事やお金のトラブル
・「無職になって金に困った」(32歳男性/情報・IT/技術職)
・「自分が失業し、なかなか職に就けなかったときに妻がキレた」(39歳男性/通信/技術職)
・「金銭トラブル」(49歳男性/情報・IT/技術職)
・「借金」(28歳男性/自動車関連/営業職)

■妻の身体のこと
・「妻が体調悪いときに助けてあげられなかった」(36歳男性/通信/技術職)
・「堕胎と流産を経験したとき」(32歳男性/情報・IT/技術職)
・「乳がんになったこと」(28歳男性/運輸・倉庫/技術職)
・「仕事が忙しすぎの上、流産が重なりセックスレスになった」(60歳男性/情報・IT/経営・コンサルタント系)

■子育てについて
・「子育て方針で意見が割れて、妻に出て行かれたこと……3日帰ってこなかった」(41歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「子供の教育の方針などから大げんかした時」(46歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)

■その他: こんな危機も
・「私が、休日に知人と遊びに行くことが多く、家で家事をしている奥さんの怒りを買い、実家に帰られてしまった時」(53歳男性/電機/技術職)
・「父親が亡くなった時に、うまく支えてあげられなくて、離婚の危機になった」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「嫁にうそをついていたことがばれたとき、嫁はうそが大嫌い」(32歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「ヒステリーをおこして、殴り掛かってきたとき」(35歳男性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
・「弟の祝儀の金額について」(59歳男性/その他/その他)

■危機すぎて
・「ありすぎてわからない」(44歳男性/食品・飲料/営業職)
・「何度もあるので思い出せない」(55歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「怖くて書けない……」(44歳男性/電機/技術職)

■総評
これまで夫婦の危機を経験したという男性は22%。さまざまな理由からケンカになり、妻が実家に帰る、最悪、離婚話にまで発展する、というケースがほとんどのようだ。中には「ありすぎて分からない」なんて猛者も。

ケンカの理由として挙げられていたのは、まず「浮気」。これは反論の余地はない……。無職になった、借金を抱えた、など「仕事」や「お金」が原因で危機になったというのも、キレイごとでは済まされない大ピンチだろう。夫婦生活を続けていくには、最低限の信頼とお金は絶対に必要だ。

妻側の体調不良が原因で危機を経験した、という人も何人かいた。家事が滞り、生活も不安定になる上、妻のメンタル面のケアもあるだろうから、確かに相当シビアな状況だ。乳がんや堕胎、流産など、女性にしか分からないような苦しみもある。妻が心身ともに弱っている時には、支えてあげることを最優先に考えないと、「あの時助けてくれなかった」と、その後何年も恨みを残すことになる。

その他、子どもについてのケンカや、休日の過ごし方、弟の祝儀にいくら包むか、など、大小さまざまな"夫婦の危機"エピソードが寄せられた。傍からみればこんなことで……と思うことも、実はつもりつもった不満やガマンが、あるきっかけで爆発しているという場合が多い。普段から不満を大きくため込まない、風通しの良い夫婦生活を心がけたいものだ。

(文・アリウープ 中嶋絵里)

調査時期: 2013年7月12日~2013年8月9日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート