日本NCRは2013年9月11日、輸入家具などを販売するアスプルンドの直営全60店に「NCR RealPOS50」を導入したことを発表した。RealPOS50には、スマートフォンにも採用されている静電容量方式のタッチディスプレイを搭載しており、直感的な操作でレジ業務を実現する。本部センター集中型リアルタイム売上管理システムと連動し、店頭業務の効率化を図ることができる。

アスプルンドでは、基幹システムの見直しに伴い、計画に先行して店舗POSシステムの導入を進めた。同システムは2013年6月よりパイロット稼働を行い、7月下旬から8月上旬にかけての2週間で全60店舗での入れ替えを完了した。

今回導入されたNCR RealPOS50システムは、店舗のデザインにもマッチするようなコンパクトな一体型POSで、耐久性、操作性に優れた大画面タッチディスプレイを搭載している。一次元/二次元バーコードの読み取りに対応したハンドヘルドスキャナーを実装し、高級家具取り扱い店舗向けサーマルおよび複写伝票一体型プリンタも装備しているという。

アスプルンドの情報システム担当 波多野氏は、「NCR RealPOS50は、店舗デザインにマッチしたシステムであり、フルタッチディスプレイは操作性に優れており、従業員の教育時間も短縮できた。今後は、『店予算達成率のリアルタイム更新』『オーダーカーテン販売』『高級家具取り扱い店舗での複写式領収書印字』など、いくつかの機能追加を年内に予定している。さらなる店頭業務の効率化、売上アップを図りたい」と述べている。