「ウルトラマンの日」である今年7月10日発売された『ウルトラマン』Blu-ray Boxのメインビジュアル

1966年7月より放送され、後に続く『ウルトラ』シリーズの第1作『ウルトラマン』が、「最も派生テレビシリーズが作られたテレビ番組」(Most TV spin-off series)としてギネス世界記録に認定されたことが12日、明らかになった。

円谷プロダクション(円谷プロ)制作の特撮テレビ番組『ウルトラマン』は、その後も『ウルトラセブン』(1967年)、『帰ってきたウルトラマン』(1971年)、『ウルトラマンA』(1972年)、『ウルトラマンタロウ』(1973年)をはじめ、平成に入ってからは『ウルトラマンティガ』(1996年)、『ウルトラマンダイナ』(1997年)、『ウルトラマンコスモス』(2001年)、『ウルトラマンメビウス』(2006年)など、これまでに数多くのTVシリーズを生み出してきた。今回のギネス認定より、本日発売の書籍『ギネス世界記録2014』でも、『ウルトラマン』が紹介されている。

今年で創立50周年を迎えた円谷プロは、今年7月から創立50周年の記念作品である最新作『ウルトラマンギンガ』の放送も開始。現在はシリーズ前半の6話まで放送され、その総集編に新たなエピソードを加えた特別編『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』が9月7日より全国公開中。さらに2013年11月~12月には、シリーズ後半5話の展開が予定されている。

そのほか、本日より『ウルトラセブン』初の舞台化作品『独りぼっちの地球人 feat.ULTRASEVEN』が東京・新宿SPACE107で上演、現在発売中の円谷プロが生み出した特撮作品、アニメ作品など50年の歴史を音楽で綴った決定版の7枚組CD『円谷プロの世界II ★ULTRA ANTHOLOGY★1966~2013』、10月からは特撮TVドラマ『怪奇大作戦 ミステリー・ファイル』の放送、年末年始には「ウルトラヒーロー」と一緒にお正月を楽しむイベント「お正月だよ! ウルトラマン 全員集合!!」などさまざまな企画が展開される。

(C)円谷プロ