ハロー! プロジェクトの5人組アイドルグループ・Juice=Juiceが11日、東京・池袋のサンシャインシティで、メジャーデビューシングル「ロマンスの途中」の発売記念イベントを行った。

左から、Juice=Juiceの金澤朋子、高木紗友季、宮本佳林、植村あかり、宮崎由加

今年2月にハロプロ研修生で結成したJuice=Juiceのメジャーデビューとなる同シングルは、インディーズ時代のシングル『私が言う前に抱きしめなきゃね』と『五月雨美女がさ乱れる』を含めたトリプルシングル。イベントでは、リーダーの宮崎由加が「今日、メジャーデビューしました!」と集まった約2,000人のファンにあいさつし、シングルに収められている3曲と「天まで登れ」を元気いっぱいに披露した。

この日は、7月末に左足を骨折して治療中の宮本佳林も椅子に座りながらのパフォーマンスを行い、「大きな夢だった」とデビューに歓喜するも、「本当はみんなと一緒に踊って、『素敵なメジャーデビューだったね』と言われたかった……」と悔し涙。MCでは、サプライズで宮崎がメンバーに宛てた手紙を読み上げ、「辛いことの方が多かったけど、このメンバーだったから乗り越えられた。5人とも大好き! これからも5人なら大丈夫だよね?」と話すと、他メンバーは大きくうなずきながら号泣し、宮崎はファンに「みなさんも付いて来てくれますか?私たちも付いて行きたいと思われるようなグループになります!」と呼びかけると会場から大きな声援が飛んだ。

イベント終了後は報道陣の取材に応じ、「メジャーデビューをしたからと言って気を抜かずに頑張っていきたい」と語った金澤朋子は、「まずは日本レコード大賞で最優秀新人賞を獲りたい」と意気込みを。また、2020年に開催予定の東京オリンピックにも触れ、高木紗友希は「オリンピックと肩を並べるくらい、みんなに注目されるグループになりたい。海外でも活躍するアイドルになって、7年後にはツアーが出来たら」と今後の活動にワクワクで、宮本も「早く治して、更なる大きな夢に向かっていきたい。開会式で歌えるくらいになるまで頑張りたい」と闘志を燃やしていた。