NECネクサソリューションズは9月11日、マネージドVPNサービス「Clovernet ワイヤレスアクセス(LTE対応)」サービスの販売を開始したと発表した。

本サービスは、光回線などの有線回線が引きにくい地域での利用の他、店舗、工場、倉庫、建設事務所など回線の引き回しが難しい場合や、業務の信頼性やBCP対応のためにバックアップしたい等の課題を抱える企業に最適なサービス。

Clovernetは、法人向けバックボーン、低コストかつ広帯域のアクセス回線、レンタルVPN(Virtual Private Network)ルータによってイントラネットを構成するマネージドVPNサービス。

「Clovernet」概要

サービスの特長は、Clovernetのアクセス回線としてワイヤレスアクセスLTEを利用でき、LTEはNTTドコモのXi(クロッシー)を利用して、受信時最大75Mbps、送信時最大25Mbpsのワイヤレス環境を実現。Xiエリア外の場所では、FOMA(3G)での接続が可能。

また、メイン回線として利用する「メインプラン」とバックアップ回線として利用する「バックアッププラン」を準備し、いずれのプランもインターネットVPNサービス「Clovernet Standard」に加え、閉域型VPNサービス「Clovernet Ver.C」でも利用が可能。業務の信頼性を高めることや、BCP対応としてのバックアップ回線としての用途でも、リーズナブルな月額費用で利用でき、ISDN回線よりも有用なバックアップが可能になる。

さらに、Clovernetカスタマーサポートセンターで、24時間365日の能動監視を行う上、24時間365日のオンサイト保守にも対応している。

使用する機器は、NECのUNIVERGE IX2215、データ通信端末にはNTTドコモのWM320を使用。提供形態は、同社によるレンタル提供となる。