Appleは9月11日、同社Webサイトの「iOS 7」ページにおいて、同OSで利用できる基本機能の対応国を公開している。日本国内では「マップ」や「Siri」の一部機能が非対応となっている。
iOS 7は、フラットなアプリアイコンを採用するなど、従来バージョンから大幅にUIを刷新した最新OS。新たに、画面輝度の調整などが行える「コントロールセンター」、自分の近くにいる人と写真等のコンテンツが共有できる「AirDrop」などの機能を追加したほか、最適なタイミングでコンテンツを更新するなど「マルチタスキング」の機能も向上。音声アシスタント「Siri」についても、多くの情報源から答えを引き出すことが可能となった。同OSは9月18日より提供を開始する。アップデートの対応機種は、iPhone 4/4S/5、iPad 2および第3、4世代iPad、iPad mini、第5世代iPod touch。
現在同社のiOS 7では、同OSで利用できる基本機能の対応国を公開している。同ページでは、「マップ」「Siri」「音声入力」「iTunes Store」「App Store」の5つの機能の対応国を記載している。現時点で日本国内では非対応となる機能は次の通り。
マップでは「渋滞状況」「ビジネスレビュー&写真」が非対応。「建物の3D表示」は東京、川崎、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、北九州のみ利用できる。Siriでは「レストランのレビュー」「レストランの予約」「映画のレビュー」「上映時間」が非対応となる。iTunes Storeでは「テレビ番組」が利用できない。詳細はiOS 7で確認可能。同OSが提供開始となる前に確認しておくとよいだろう。