カシオ計算機は11日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品として、方位、気圧/高度、温度を計測できるトリプルセンサーを搭載した「RANGEMAN(レンジマン) GW-9400」を発表した。

ボディカラーや反転液晶などの違いで3モデルを用意し、9月21日から発売する。価格は、ブラック/通常液晶の「GW-9400J-1JF」およびカーキ/反転液晶の「GW-9400J-3JF」が50,400円、ブラック/反転液晶の「GW-9400BJ-1JF」が52,500円。

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GW-9400J-1JF

GW-9400J-3JF

GW-9400BJ-1JF

「RANGEMAN GW-9400」は、極限状態での使用を想定した「Master of G」シリーズの新しい一員。これまでの「Master of G」シリーズは、200m潜水防水「FROGMAN(フロッグマン)」、防塵・防泥構造&ツインセンサー「MUDMAN(マッドマン)」、防錆構造「GULFMAN(ガルフマン)」、ツインセンサー「RISEMAN(ライズマン)」という4モデル構成だったが、今回の「RANGEMAN GW-9400」は、ラインナップ上では「RISEMAN」を置き換える形となる。

G-SHOCKとして初めて、「RANGEMAN GW-9400」はトリプルセンサーを搭載。計測した方位、気圧/高度、温度データから、進むべき方向や天候変化などを予測でき、的確な状況判断に役立つ。また、シリンダー状のケースでボタンを保護する新構造「ボタンガードシリンダー構造」や、引張耐久力の優れた「カーボンファイバーインサートバンド」の採用により、サバイバルシーンで欠かせないタフネス性能も強化した。

裏ぶたのデザイン

同時にユーザビリティも向上。センサー計測の操作は1つ専用ボタンに集約させ、ボタンを押すだけで前回と同じモードで計測を開始しつつ、音によって計測モードを把握できる。ストップウオッチ機能、時刻を記録するタイムスタンプ機能などもワンタッチで起動でき(※表示画面による)、一刻を争う場面での状況把握や時刻管理がすばやく行えるという。

裏ぶたには、ジャングルの中を自由に動き回るヤマネコをモチーフにしたキャラクターを刻印し、過酷な環境にも動じない強さを表現。すべて面で究極のタフネス性能を追求した「Master of G」シリーズに相応しいモデルに仕上げたとしている。

■「RANGEMAN GW-9400」フォトギャラリー(クリックで拡大)

ブラック/通常液晶の「GW-9400J-1JF」

カーキ/反転液晶の「GW-9400J-3JF」

ブラック/反転液晶の「GW-9400BJ-1JF」