日本マクドナルド公式サイトのキャプチャ

日本マクドナルドは13日5時から、新しい価格設定モデルを全国の「マクドナルド」店舗で導入する。

新しい価格設定モデルでは、都道府県別の6区分だった地域別価格を、今後は商圏別にきめ細かく9区分に細分化。今回価格調整の対象となるのは全体の40%未満で、調整による商品販売構成比変化をシミュレーションした結果、売上げへの影響は1%程度増加の見込みという。

主に単品の商品の価格見直し、最大50円値上げ

単品の商品では、(空港、サービスエリア、一部都心の45店舗を除く)3,230店舗で、0~50円の価格見直しとなる。たとえば、290円~340円で販売している「ビッグマック」は310円~390円、270円~290円で販売している「てりやきマックバーガー」は290円~350円となる。

「ハンバーガー」(120円)や「チーズバーガー」(150円)、100円台の商品ライン「バリューピックス」や、390円~の「マックランチ」といったメニューについては価格は据え置きとなる。「バリューセット」は960店舗で一部商品を10円値上げする。「ハッピーセット」は、2,300店舗で価格据え置き、670店舗で10円~30円値上げ、300店舗で10円~20円値下げする。

新しい価格設定モデルについては、いくつかの商圏の店舗において今年の4月から検証を実施しており、今回新価格として全国に導入するという。