Q.結婚する前に障害となったことはありましたか?

彼女との結婚を考えているけど、養っていけるか不安でなかなか決心がつかない。俺の収入がもう少し高ければなあ……。今回は、そんな「結婚する前に障害となったこと」について、マイナビニュース会員のうち既婚男性200人に聞いてみた。

Q.結婚する前に障害となったことはありましたか?

はい 16.5%
いいえ 83.5%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどんなことですか? どのようにして乗り越えましたか?

■親の説得
・「両親の了解」(26歳男性/運輸・倉庫/技術職)
・「相手の親を説得すること」(42歳男性/建設・土木/営業職)
・「自分が再婚だったので猛反対されたが、妻が強引に納得させたようだった」(37歳男性/警備・メンテナンス/技術職)

■遠距離の壁
・「遠距離だったので引っ越してきた」(47歳男性/医療・福祉/専門職)
・「長野と福岡の遠距離恋愛が3年間」(26歳男性/医療・福祉/専門職)
・「広島と東京の遠距離だったが、1年後に東京に呼んで同棲を始めた」(32歳男性/情報・IT/技術職)

■家族間の問題
・「家族間の価値観の違い」(34歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「自分の家庭環境の悪さ、気持ちは変わらないと言ってくれたので乗り越えられた」(28歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「お互いの家の跡取りが自分たちしかいなかった、お互いの家の真ん中あたりに住んだ」(30歳男性/医療・福祉/専門職)

■お金の問題
・「収入」(41歳男性/電機/技術職)
・「無職だったこと」(37歳男性/その他/その他)
・「相手の借金、計画を立てさせて返済させた」(59歳男性/ソフトウェア/クリエイティブ職)

■健康上の問題
・「妻の病気」(46歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「自分の体調の問題、相手はさほど気にしなかった」(48歳男性/情報・IT/事務系専門職)

■その他
・「先祖が戊辰戦争で幕府側で、妻の出身地が山口県だったこと」(46歳男性/その他/事務系専門職)
・「親の職業を聞いたら同じ会社だった、しかも1つ違い……でも、特に事なきを得た」(27歳男性/その他/技術職)
・「前妻との離婚がもつれて最後はお金で解決、結局は世の中『金』ですね」(41歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

■総評
結婚前に障害となったこと、最も多かったのは「親の反対」という回答だった。自分の親から反対されたという人もいれば、相手の親から反対を受けた人もいた。「親の説得」は男性にとって高いハードルだが、幸せな結婚のために越えなければならないものだろう。「意思を貫き通し乗り越えた」という回答もあるので、なかなかお許しが頂けなかったとしても諦めずに頑張ろう。

次に多かったのは「遠距離恋愛」という回答。会いたいときに会えない遠距離恋愛は、その「距離」が大きな障害だ。解決策としては、同棲したり、恋人の住む場所へ引っ越したりするなど、物理的な距離を縮めたことが挙げられた。

また遠距離恋愛は結婚が決まった後も難しいことが多いようで「当時はインターネットもなかったので結婚の手続きや相談が大変だった」という声が。今はSkypeなどで顔を見ながら会話ができる時代だが、それでも結婚の準備は距離が離れているとなかなか大変そうだ。

この他にも、「年齢差」や「収入」の問題、「震災」などが結婚における障害として挙がっていた。障害を2人で一緒に乗り越えれば、今より強い絆が生まれるはず。結婚生活に必要な精神力や忍耐力も鍛えられるだろう。

調査時期: 2013年7月12日~2013年8月9日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート