2014年5月末からの運航を予定している

中国初の民間格安航空会社(LCC)・春秋航空などが出資する春秋航空日本は、国内でのLCC事業に参入することを9月5日に発表した。成田空港を拠点に2014年5月末より、国内線3路線で運航する。

成田を拠点に国内3路線を展開

春秋航空日本は同日、国土交通省に国内での航空運送事業に関する申請を行った。成田空港を拠点に高松、広島、佐賀を結び、機材はボーイング737型機を使用。計画では、1日2往復が予定されており、2014年5月末からの運航を目指している。

現在国内には、関空拠点のピーチ・アビエーション、成田拠点のジェットスター・ジャパン、そして今年12月末に就航を予定している成田拠点のバニラ・エアがある。春秋航空日本に出資している春秋航空は、上海-茨城線の片道運賃を最安値4,000円で提供するなど、激安が売りとなっている会社だけに、春秋航空日本が展開する価格にも注目が集まっている。