ソニーは9月5日、液晶テレビ「BRAVIA(ブラビア)」の4K表示(3,840×2,160ドット)に対応した新シリーズ「X8500A」を発表した。ラインナップは、65V型の「KD-65X8500A」と55V型「KD-55X8500A」の2モデル。発売は10月19日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格はKD-65X8500Aが670,000円前後で、KD-55X8500Aが420,000円前後。

「KD-65X8500A」(左)と「KD-55X8500A」(右)

2013年4月に発売された「KD-65X9200A」(65V型)と「KD-55X9200A」(55V型)」に続く4K対応の第三弾モデル。「X9200A」シリーズは画面の両サイドに「磁性流体スピーカー」を搭載する高音質モデルとなっていたが、今回の「X8500A」シリーズでは2.1ch・2Wayバスレフ型スピーカーに変更。既にホームシアターオーディオなどを所持しているユーザーに配慮したスピーカースペックとした。

画質面ではほぼ変更がないが、「X9200A」シリーズがオプティコントラストパネルを採用していたのに対して「X8500A」シリーズではクリアブラックパネルに変更となった。映像エンジン「4K X-Reality PRO」や、パネルの倍速駆動とバックライトコントロールを組み合わせた「Motionflow(モーションフロー) XR240」を採用する。

チューナーは、地上デジタル/BS/110度デジタル×各2基を搭載。USB接続の外付けHDDへ録画することも可能だ。接続インタフェースは、HDMI入力×4系統、D5×1系統、コンポジット×1系統のほか、USBポート×3基、LAN端子×1基、ヘッドホン出力×1系統、光デジタル音声出力×1系統を備える。HDMI端子はMHLにも対応しており、スマートフォンの映像を大画面で楽しむこともできる。

本体サイズは、KD-65X8500AがW147.8×D40.5×H89.4cmで、KD-55X8500AがW125.9×D40.5×H77cm、重量はKD-65X8500Aが38.9kgで、KD-55X8500Aが28.2kg(いずれもスタンド込み)。

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