中華料理チェーン「餃子の王将」を展開する王将フードサービスは3日、新潟近江店(新潟県・新潟市)で店員が行った不祥事について謝罪文を発表した。また、金沢片町店(石川県・金沢市)で来店客が起こした不適切な行為についても謝罪した。

同社によると、新潟近江店の従業員が冷蔵庫の中に入って写真を撮影し、インターネット上に公開していた。同店は3日に営業を停止し、冷蔵庫内に保存されている食材の廃棄、冷蔵庫の入れ替えおよび店内清掃消毒を行うことにしたという。同社は、利用者に対して謝罪するとともに、当該従業員に対しては、詳細な調査結果を踏まえて厳正な処分を行うとしている。

また、金沢片町店では、来店した男性客数人が従業員の制止にもかかわらず、服を脱ぐなどといった公序良俗に反する不適切な行為を行った上、画像を撮影してインターネット上で公開していたことが判明。同社は2日夕刻に同店の営業を停止し、謝罪した。今後については退店も含め検討するという。なお、当該客に対しては損害賠償の請求を検討している。