Cypress、PSoC 1ファミリで最も低消費電力・低コストを実現した製品を発表

Cypress Semiconductorは、同社のプログラマブル・システムオンチップファミリ「PSoC 1」の新製品として、同ファミリにおいて最も低消費電力かつ低コストを実現した「CY8C24x93シリーズ」を発表した。

同シリーズは、1.1μAのスタンバイ モードおよび100nAのディープスリープモードを搭載しているほか、フルスピードUSB 2.0とシリアルペリフェラルインタフェース (SPI)を内蔵しており、プログラマブルなシリアルブリッジを搭載したデザインを迅速かつ低コストで設計することを可能としている。

また、10ビットA/Dコンバータとコンパレータ2個を16ビットタイマーとともに搭載しているほか、8/16/32KBフラッシュのオプションを選択することが可能で、アナログおよびデジタルの動作範囲は1.71～5.5Vとなっている。

パッケージは3mm×3mmのQFNパッケージなど、小型のものが複数用意されている。すでに量産出荷を開始しており、単価は1万個出荷時で0.50ドルとなっている。