アシュラスコープインスタレーションは、建築・映像・音楽・照明など多くの要素で五感を刺激する体感型プロジェクションマッピング「MEDIARIUM(メディアリウム)」の提供を開始した。

体感型プロジェクションマッピング「MEDIARIUM」の提供が開始される

「MEDIARIUM」は、床面や天井面にまで映像を投影し、没入感の高い「体感する」コンテンツを提供するもの。絵画や舞台美術などで使用される「だまし絵」の技術を用いて、空間を意識した奥行きや立体感のある映像とすることで臨場感を表現。加えて、映像の劣化を最小限に抑え、緻密な投映設計により複雑な形状や小型の対象物にも対応可能だという。 また、投映するオブジェクトのデザインや、会場のライティング、グラフィックとの融合など、空間と映像に関するあらゆるメディアを総合的に演出。機材費を削減し、運営の簡便性も向上させているとのこと。さらに、動画の再生管理や再生動画切り替えなどが簡単な操作で行えるため、専属のオペレーターも不要で、常設での運営を可能にしている。

加えて、これまでに「MEDIARIUM」と作家との共同作品として、2013年6月にオープンした「藤城清治美術館 那須高原」に設置した作品が常設展示されているほか、2013年8月より東京・福岡にて実施されたイベント「「こびとづかん」 の なつやすみ」でMEDIARIUMを使用した作品を3種類展示した。なお、「MEDIARIUM」の詳細や申し込みについては同社Webページを参照してほしい。