夏によく飲む飲みもの

ネットリサーチを手がけるマイボイスコムは8月1日~5日に、「夏に飲むもの」に関するインターネット調査を実施した。回答は1万44件だった。

男性はビール類、女性はお茶や紅茶

夏によく飲む飲みものについて尋ねたところ、1位は「麦茶」、2位は「コーヒー、コーヒー飲料」で、どちらも半数を超えた。以後、「緑茶」「ミネラルウォーター、水」「ビール類」が続く。「ビール類」「スポーツドリンク」「焼酎・泡盛」は男性、「その他のお茶」「紅茶、紅茶飲料」は女性に多かった。

年代別に見ると、「コーヒー、コーヒー飲料」は高年代層ほど多く、50代以上では最も多い。「炭酸飲料」は若年層で多く見られた。

夏に飲む飲みものの量(1日あたり)に関しては、「~1リットル」が39.0%、「~1.5リットル」「~2リットル」が各2割前後であった。男性は飲む量が多い傾向にあり、女性10代は他の層に比べ飲む量が少なかった。

夏に飲む飲みものの量(1日あたり)

女性は「常温」ドリンクがやや多い

夏に飲むものに期待することは、「冷たい」「のどの渇きをいやす」が上位2位、「スッキリしている」「脱水症状を防ぐ」「のどごしが良い」「リフレッシュ、気分転換できる」があとに続いた。「スッキリしている」「気軽に飲める」は、女性が男性を10ポイント以上上回っており、「冷たい」は若年層で、「常温」は女性30代でやや多い傾向があった。

夏に飲む定番の飲みもの別に期待することを見ると、「ビール類」「炭酸飲料」では「のどごしが良い」「リフレッシュ、気分転換できる」「炭酸を楽しめる」「刺激的」、「スポーツドリンク」では「脱水症状を防ぐ」、「乳飲料・乳酸菌飲料」では「リフレッシュ、気分転換できる」の回答が多かった。

飲みものを夏に常温で飲むことがあるか尋ねたところ、全体で38.3%が「ある」と回答。常温で飲むのは女性が多く、女性20代以上では4割強を占めた。男性は3割強で、高年代層ほど多い。常温で飲む理由について聞くと「冷たいものは胃に負担がかかる」「冷たいものはおなかをこわしやすい」などの回答が寄せられた。

常温で飲む飲料の種類は、「ミネラルウォーター、水」「緑茶」「麦茶」が各3~4割となっている。

夏にも常温で飲む飲み物

夏でもホットで飲みたいものは?

夏にホットで飲む飲みものについての設問では、「コーヒー、コーヒー飲料」(49.1%)が最も多く、「緑茶」「紅茶、紅茶飲料」が続いた。夏にホットで飲むものがある人は、高年代層ほど多い傾向で、男性10・20代と女性10代では4割だったが、男性50代以上、女性30代以上では7~8割にのぼった。

最後に、夏の定番の飲みものに関して訪ねたところ、「砂糖の入った甘めの麦茶が子供の頃からの定番(女性26歳)」「ビアガーデンなど屋外で飲む生ビールは最高(女性55歳)」「水素水に粉茶を溶かして、冷たくして飲む(女性54歳)」「後味が残らないので、水が一番で(女性44歳)」などのコメントが寄せられた。

詳細は、「夏に飲むもの」に関するインターネット調査結果を参照。