Q.だれかを振ったことはありますか?

「ごめんなさい、私、つき合っている人がいるんです」。本当はいないけど、ずっとチャンスがあるって待たれても困るし、タイプじゃないって正直にいったら悪いし……。今回は、マイナビニュース会員のうち独身女性200名に、これまでだれかを振ったことがあるか、経験談を聞いてみた。

Q.だれかを振ったことはありますか?

はい 55.0%
いいえ 45.0%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それは何が理由でしたか? 相手には何と伝えましたか?

■告白されて
・「ほとんど話したことない人だし、タイプでもなかったから」(24歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「好きではなかったから、正直に恋愛対象ではないと伝えた」(26歳女性/その他/その他)
・「あいまいな告白をされて『私から好きって告白してほしい』みたいなことを言われて、あいまいな言い方をする人とは付き合えないなと思って、振りました」(26歳女性/その他/その他)

■やっぱりゴメン
・「元々好きではなかったのに押しに負けて付き合ったけどやっぱりダメだった」(28歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「お試しで付き合ったけど、やっぱり無理だった」(30歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「友達から付き合ったが、やっぱエッチができなかった……『なんか違う』と言って別れた」(30歳女性/ソフトウェア/技術職)

■お断りの常套句
・「好きな人ではなかったので……相手には『私にはもったいない』とか『友達の方がうまくいく』とか言ってごまかした」(25歳女性/商社・卸/営業職)
・「その相手があまりにも理想とかけ離れてて、付き合う想像ができなかったから……相手には『彼氏がいるので』と断った」(31歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「良く知らない相手だったので、ほかに好きな人がいると言っておいた」(24歳女性/食品・飲料/技術職)
・「性格が私には合わないと思った、誰とも恋愛は今考えられないと言った」(30歳女性/商社・卸/事務系専門職)

■彼氏との別れ
・「原因は相手と何か月も音信不通になった挙げ句、悪びれることなく電話してきてヘラヘラしてきたから、こんなの付き合ってるなんて言えないよね、といった」(31歳女性/不動産/その他)
・「束縛がひどかったので『別れて』と……その後話がこじれて逃げ続けた」(30歳女性/学校・教育関連/営業職)
・「相手の行動が重すぎて負担になったから、もう付き合えないとはっきり言った」(36歳女性/生保・損保/事務系専門職)
・「相手の勝手な態度に嫌気がして『合わない』と言って別れた」(32歳女性/アパレル・繊維/クリエイティブ職)
・「結婚とか将来のことを一緒に考えられなくなったから、この先一緒にいても不安だから別れたいと言いました」(27歳女性/その他/専門職)

■心変わりで
・「会社の人を好きになってしまい、今までの彼に『会社に好きな人ができた』と正直に伝えて別れました」(25歳女性/建設・土木/事務系専門職)
・「他に好きな人ができたから、理由は伝えなかった」(30歳女性/金融・証券/営業職)
・「気持ちがすれ違ってきてたから、そのまま」(25歳女性/小売店/事務系専門職)
・「相手を好きじゃなくなったので、『別れたい』とストレートに」(29歳女性/その他/その他)

■別れの理由はさまざま
・「お金の使い方が雑だったから」(32歳女性/金融・証券/事務系専門職)
・「タバコ、話し合った」(31歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「相手に貯金がなかったこと……相手には、ただ『別れたい』とだけ伝えた」(30歳女性/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)
・「付き合って数年たっても頼りないところはずっと変わらず、鬱陶しくなった」(27歳女性/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「性格が合わなかった(デートの頻度や連絡の頻度など)」(26歳女性/情報・IT/技術職)

■キッパリ一言
・「ストレートに別れたいといった」(26歳女性/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・「浮気されたから自分から振り、『さようなら』とつたえてすぐ別れた」(29歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「性格の不一致、『これで終わり』と一言」(33歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「相手のことがいやになったから、『これ以上つきあえない』と」(26歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「相手が幼すぎた、『冷めた』とハッキリ言った」(27歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

■総評
だれかを振ったことがある女性は55%と、半数以上がお付き合いをお断りした経験があるという結果になった。告白されたけど断った、というパターンと、つき合っていた彼氏に別れを告げた、というパターンに分かれるようだ。

告白されて振った、という場合は「好きではなかったから」「タイプではなかった」という理由が多く、正直に「恋愛対象ではない」とか「そういうふうに思えない」とお断りする人が多いようだ。「ぜんぜん知らない人だったから」という回答もいくつかあり、そういう告白は相手を困惑させるだけだと分かる。少しでも自分を知ってもらってから告白したほうが、成功率はぐっとアップするはずだ。

相手を傷つけまいと配慮した結果だろう、「彼氏がいる」とか「好きな人がいる」などとごまかしてお断りしている女性もかなりいるようだ。その他にも、「私にはもったいない」「誰とも恋愛を考えられない」など、お決まりの文句が出たら、ほとんど脈ナシと考えたほうが良さそう。

彼氏との別れは、もう少しシビアな雰囲気だ。振る理由は、相手に非があった場合や自分が心変わりした場合、相性が悪かった場合など、さまざまだった。「タバコ」「金銭感覚の違い」「相手が幼な過ぎた」なんて理由で、別れたカップルもいるようだ。別れの文句もキツめのものが多く、「これで終わり」「冷めた」「さようなら」など、未来をシャットダウンするような言葉が並んだ。女性のいざという時の潔さ・冷酷さがよく分かる。

振られた側がツライのはもちろんだが、振る側もかなりのストレスを抱えるもの。できれば、そういう言葉を言わずに済むような男性と、出会いたいものだ。

(文・アリウープ 中嶋絵里)

調査時期: 2013年7月30日~2013年7月31日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート