俳優の要潤が、10月5日スタートのテレビ東京系の連続ドラマ『東京トイボックス』(毎週土曜23:55~24:20)で主演を務めることが24日、明らかになった。

天川太陽役の要潤(左)

同作は、漫画家・うめの同名漫画を原作に、ゲーム業界を舞台に"ものづくり"に賭ける人間たちの情熱を描いた。大手銀行のキャリアOLだった月山星乃は、上司の嫌がらせで、秋葉原にある小さなゲーム会社・スタジオG3に出向することに。そこで待っていたのは、面白いゲームを作ることしか頭にない破天荒社長・天川太陽率いる個性豊かなゲームクリエイターたちだった。月山は天川に振り回され、いがみ合いながらもいつしか天川に惹かれていき、ゲーム作りの世界にのめり込んでいく。そんな中、天川がかつて勤めていた業界大手・ソリダスワークスの仙水伊鶴がスタジオG3と天川に触手を伸ばしてくるが…。

要潤が演じるのは、破天荒社長・天川太陽。「ゲーム制作に妥協なきエネルギーを注ぐ主人公の姿は、現代社会で働く大人に大切な何かを訴えられると思います」とその役柄の魅力を説明し、「この作品に参加できる事を幸せに思います」とコメント。「ゲームは時代とともに進化し、大人になっても楽しめるコンテンツも多く、僕自身もゲームに時間を費やすことは現在も少なくありません」とプライベートの一面も明かした。

また、月山星乃役には、男女7人組のパフォーマンスユニット・AAAの宇野実彩子。本作が連ドラ初ヒロインとなる宇野は、「気の強いできる女性だけど、実は家ではひものになっていたり、オタク気質があったり、色んな顔を持つとても魅力的な女性の役なので、私自身も気づいてなかった引き出しから、今までみせたことのない私をすべてさらけ出すつもりで表現したいです」と意気込み、「私も休みの日インドアタイプ、1 人家で過ごす時間が大好きなので、月山星乃とうまくやっていける気がしてます」と分析した。

一方、仙水伊鶴役には現在、パズドラにハマっているという福士誠治。「ゲームの中の世界は非現実だったりリアリティーだったり、クリエイティブなところが役者の仕事に少し似ている気がします」と比較し、「ドラマと漫画とゲームとのコラボレーションに参加できることをうれしく思うとともにどんな化学反応が起こるのか楽しみです」と撮影を心待ちにしていた。

本作は10月5日スタート。要、宇野、福士のほか、北川弘美、菊田大輔、趙珉和、橋本マナミ、岸明日香、清水一希、相島一之、石橋蓮司といった出演者が脇を固める。

月山星乃役の宇野実彩子(左)

仙水伊鶴役の福士誠治(左)

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