モデルで女優の山本美月が、専属モデルを務めている女性ファッション誌『CanCam』の10月号(小学館刊 8月23日発売)で同誌史上初の"ジャック"を行った。山本は単独表紙をはじめ、巻頭42ページにわたって登場する。

『CanCam』10月号をジャックした山本美月 撮影:萩庭桂太

現在、山下智久主演のフジテレビ系ドラマ『SUMMER NUDE』(毎週月曜21:00~21:54)に出演中の山本。2011年に放送されたフジテレビ系ドラマ『幸せになろうよ』で女優デビューして以降、翌年には『桐島、部活やめるってよ』で映画初出演を果たし、来年公開の『黒執事』では水嶋ヒロ、剛力彩芽らと共演するなど話題作への出演が続いている。モデル、女優として注目が集まる中、『CanCam』10月号では「『山本美月』がモテる理由(ワケ)」と題し、同誌史上最大となる42ページのボリュームで特集が組まれた。

特集は、30日間のプライベートコーディネートや頭から足先までの各パーツの解説、自宅初公開など「女優・モデルの山本美月」を徹底解剖する内容。また、カフェ店員や家電量販店スタッフなどのコスプレページでは、建設作業員やサラリーマンなど男装にも挑戦した。中でもお気に入りはサラリーマンに扮したスーツだそうで、「意外といけるなと思いました」とうれしそうに話していた。そのほか、同誌専属モデルを経て現在は姉妹誌『AneCan』専属モデルを務めている蛯原友里との初の対談も実現。その蛯原について、山本は「尊敬している方です」と語り、「モデルとしての技術はもちろんなんですが、とても明るい方。今回の対談でも感じました」と喜んでいた。

山本は2009年7月に行われた第1回「東京スーパーモデルコンテスト」に出場し、グランプリを受賞後、CanCam賞に選ばれてモデルデビュー。それまでモデル経験がほとんどなかった山本は、「昔はいっぱいいっぱいで、ポージングも必死にやっていました。モデルは思った以上に過酷で、なかなか思いどおりにいかなくて…」とその当時を振り返る。気持ちに余裕が出てきたのは、今年の同誌4月号での単独表紙。「ようやく認められてきたのかも…と感じました」とそのきっかけを明かし、今回の特集号を「こうして形になってよかったなと思います」と笑顔を見せていた。

撮影:宮崎健太郎

撮影:資人導(vale.)

(C)小学館 2013年 CanCam 10月号