NHK、放送通信連携サービス「NHK Hybridcast」を9月2日開始 - HTML5ベース

NHKは21日、放送と通信を連携させた新サービス「NHK Hybridcast」を9月2日11時から開始することを発表した。放送の電波とインターネット経由の情報を連携させて、様々なサービスを提供していく。受信には対応テレビをインターネットに接続する必要がある。

現時点でHybridcastに対応しているテレビは、東芝のREGZA(レグザ) Z8Xシリーズ/Z7シリーズ／J7シリーズ。これら対応テレビをインターネットに接続し、リモコンの「d」ボタンを押すと、NHK Hybridcastのホーム画面がオーバーレイ表示される。

Hybridcastでは、これまで「d」ボタンを押すことで表示されていたデータ放送とは異なり、HTML5をベースとして情報を提供する。対応テレビにもHTML5ブラウザが搭載され、よりリッチな情報量や表現を送ることが可能となる。また、タブレットやスマートフォンと連携したサービスを実現できるようになる。

9月に提供されるのは、Hybridcastのホーム画面とニュースや気象/スポーツ/為替情報など。その後、放送中の番組に関する情報や、オンデマンドでの動画配信、双方向クイズ番組などの視聴者参加型サービスの開始を検討しているという。