三井住友信託銀行は19日、アジアにおけるネットワーク強化の一環として、中華人民共和国香港特別行政区に香港支店を開設し、営業を開始した。

このたび開設した香港支店は、2012年4月1日の同社発足後、初の海外出店となる。

同社は、海外展開において成長著しいアジアを重要な戦略地域と位置付け、同地域でのビジネス拡大を図るため、アジアにおける金融市場の中心地の一つである香港に銀行拠点を構えることとした。今後、同社のアジアにおける銀行業務は、シンガポール支店と上海支店に香港支店を加えた3支店体制で担うこととなるという。

このたびの香港支店開設により、日系企業を始めとする現地の顧客に、投資助言・投資顧問業務を営む香港現地法人と共に、信託銀行として特色のある金融サービスを提供できるよう事業展開を図っていくとしている。