オリエントコンピュータは20日、中小企業・小規模オフィス向けに、PC内のデータを内部・外部のハッカーから守るパッケージ、クラウド版PCセキュリティ管理システム「オリエント アルティメットパック」(OCP)を発表した。価格は問い合わせ。

「OCP」は、PC内のデータの暗号化・復号化と完全消去し、ファイルの自動完全消去機能と指紋認証機能を併せもつセキュアUSBメモリとの組み合わせにより、ハッキング対策を提案する管理システム。

特徴として、「OUP」同士の端末間であれば、メール添付ファイルの暗号化・復号化による安全なメール送受信が可能。

オリエントコンピュータのセキュアUSBメモリを使用する場合、標準機能としてファイルが暗号化・復号化されるので、紛失した際でも情報漏洩を防ぐことができ、標準機能であるファイルの時限削除設定をしておくことで、紛失したファイル・データそのものを完全削除する。

また、ログ管理用ウェブサイト上で、外付デバイスを含むファイル利用ログの収集・管理をし、外付デバイスへのファイルアクセスをオンラインで管理確認する機能や、HDD/SSD消去ログの検索と一覧表示が可能となっている。

そのほか、外付デバイスの利用制限やPC廃棄交換時のHDD/SSD完全消去機能、そしてファイルの自動完全消去機能と指紋認証機能を併せもつセキュアUSBメモリが付属される。