ロックバンドのSOPHIA(ソフィア)が12日、東京・九段下の日本武道館で全国ツアー『SOPHIA TOUR 2013 未来大人宣言』の最終公演を行った。

左から黒柳能生、都啓一、松岡充、赤松芳朋、豊田和貴

今年3月3日から横浜BLITZからスタートしたSOPHIAの全国ツアーも、この日で最終公演。日本武道館でのライブは、彼らにとって通算10回目となる節目の公演で、しかもこの日は松岡の42回目のバースデー。さらに4月に活動休止を発表したこともあり、この日のライブが活動休止前のラストライブとなった。

ファイナルツアーのライブ前に、報道陣の取材に応じたSOPHIA。ボーカルの松岡は「最後のライブというよりは、3月から始まった一つの旅が終わるという感じですね。このライブが終わって、2~3日経って振り返ると後からジワジワ来ると思いますが、今はツアーの最終日という感じです」といつものツアーと変わらないことを強調しつつ、「このバンドで未来もちゃんと活動して作品を作り、待っている人たちに伝えるためにと思ったから活動休止を宣言しました。これまで19年走り続け、一旦ブレイクして充電し、また新たなスタートを切りたいですね。活動休止は未来のためです」と前向きにとらえていた。

この日は松岡の42歳となる誕生日。メンバーから「おめでとう!」とお祝いされた松岡は「忘れていましたよ。32歳になりました(笑)。年齢公表していないので(笑)」ととぼけるも「ちょうどお盆の真ん中だから、小さい頃は学校の友達にも会わないし親にも忘れられたことがあるから、誕生日はトラウマでした。でもこんな誕生日は忘れられないですね」とうれしそうだった。