「年齢別お見合いできる割合」

総合婚活サービス企業のIBJは9日、運営するお見合い管理システム利用者のデータベースから20代~40代の未婚男女を対象に調査した「お見合いの依頼に対する快諾率」について発表した。

調査は2012年8月1日~2013年2月28日、同社運営の日本結婚相談所連盟加盟会員45,000人の中から期間内のお見合いの総申込件数570,061件を性別・年齢別に「お見合い依頼数」と「お見合いの快諾数」を分析した。

年齢とともに下がる「お見合い快諾率」

お見合い快諾率(お見合いできる割合)は、全年齢平均で6.6%。性別で見ると女性は7.8%、男性は5.8%だった。

女性の男性からの快諾率は、20代後半の11.4%から年齢を追うごとに約半分の6%台まで低下。男性の女性からの快諾率も20代後半の8.6%から40代後半までに4.4%にまで低下している。

男性はゆるやかに低下するのに対し、女性は39歳までに数値が急落。「男性に比較し、女性は年齢が重要な要素になっています」と調査では分析している。

「男性がお見合い相手を決める時は、一番に年齢、その次に顔」

今回の結果に対して、同社総合婚活プロデューサーの北野貴子氏は「男性がお見合い相手を決める時は、一番に年齢、その次に顔を重視する方が多いです。見た目や出産適齢期という理由に加え、『若い方が素直で自分色に染められる』や『自分の言う事を聞いてくれる』という幻想を強く抱き、若い方を選ばれている方もいらっしゃいます。こうした点が、女性に対する男性の快諾率の変化要因だと思われます」とコメント。

また、「男性に対する女性の快諾率がゆるやかに低下する理由は、年齢が主要因というよりも、年齢からくる見た目の問題が、大きく影響しています。男性は頭髪問題や肥満などが進みやすい年代。よって、同じ40代でも、見た目によってお見合い快諾率に雲泥の差が生じます」とも解説している。