夏休みの過ごし方は「自宅でゆっくり」が最多 - 「夏休み」に関する調査

日本生命保険はこのほど、「夏休み」に関するアンケート調査の結果を公表した。調査は7月1日～23日まで、同社の「ずっともっとサービス」のサンクスマイルメニューアンケートへの訪問者を対象に実施。回答数は男性5,623名、女性4,388名の計10,011名だった。

夏の食べ物・飲み物の定番は「スイカ」

「夏のレジャー・イベントといえば?」(3つまで選択可)という質問に最も多かった回答は「花火」(48.7%)だった。「国内旅行」(33.0%)「夏祭り」(30.7%)がそれに続く。男女別で見ると、女性では平均で55.7%、特に女性20～30代では60%以上が「花火」を選択しているという結果になった。

「夏の食べ物・飲み物といえば?」(3つまで選択可)と聞くと、男女ともに第1位は「スイカ」(57.0%)、第2位は「冷麦・そうめん」(43.9%)、第3位は「かき氷」(38.6%)となった。「スイカ」「ビール」「うなぎ」は年代が上がるほど回答が多くなっている。

「夏の必需品といえば?」との質問に対する回答の第1位は、男女ともに「ハンカチ・ハンドタオル」(55.3%)だった。年代別に見ると、男性の汗対策では年齢が上がるにつれて「ハンカチ・ハンドタオル」が増える一方、年齢が下がるにつれて「制汗デオドラント」が増えている。また、女性の紫外線対策では若年層ほど「日焼け止め」が多く、高年層ほど「日傘」が多かった。

海外旅行の行き先はハワイが最多

夏休みの予定を尋ねると、男女ともに最も多かったのは「自宅でゆっくり」(35.9%)だった。男性の2位は「国内旅行」(26.2%)、女性の2位は「花火」(26.2%)となっている。海外旅行に行く人の行き先では「ハワイ」(26.4%)が最も多く、次が「欧州」(18.2%)、「アジア」(17.1%)という結果になっている。

「国内旅行」「日帰り旅行」「帰省」をする人のうち、69%が「自動車」で移動することがわかった。自動車で移動する人の出発時間は「6～9時」が45%で最多となっている。深夜から朝方の「0～6時」に出発する人も26.8%おり、1/4を占めている。

今年の夏を表す漢字は「暑」

夏のイメージにぴったりの芸能人・スポーツ選手などの著名人を尋ねたところ、最も多い23.4%が回答したのは桑田佳祐さん(サザンオールスターズ)だった。第2位は20.2%の前田亘輝さん(TUBE)となっている。

今年の夏を表す漢字一文字を聞くと、43.7%が「暑」と回答した。その後に続くのが「熱」の8.7%、「海」の7.6%。トップ10圏外では「楽」「遊」「恋」など夏を満喫したいという思いが反映したものや、「猛」「酷」「激」「灼」など、夏の厳しさを表現したものが見られたと同調査では分析している。