ヤフーは8月1日、スマートフォンアプリ作成サービスを提供するファストメディアとの業務提携に合意したと発表した。

これにより、ヤフーはファストメディアよりOEMによるツールやテクニカルサポートの提供に加え、アプリを利用したマーケティングに活用できるソリューションとして「Yahoo!アプリエンジン」を提供する。なお、サービスの提供開始は9月初旬を予定している。

「Yahoo!アプリエンジン」は、テンプレートの中から機能をドラッグ&ドロップするだけでiPhone、Androidアプリが制作・運用できるコンテンツマネージメントシステム(CMS)で、アプリ申請も代行する。

プッシュ通知や各種SNS連携、動画アップロードや電子書籍化などに対応しており、将来的には、Yahoo!ウォレットなどの決済機能やYahoo!地図の提供、Yahoo!タグマネージャーSDKへの対応によるアクセス解析機能など、Yahoo! JAPANの一部サービスも追加できるプラグインの提供も予定している。

「Yahoo!アプリエンジン」画面イメージ

なお、Yahoo!アプリエンジンの利用には一定額の月額費用がかかるが、同社では、詳細はサービス提供開始に向けて随時お知らせするとしている。