「Pasar守谷」外観イメージ

NEXCO東日本は平成26年春、常磐自動車道 守谷サービスエリア上り線に道ナカ商業施設「Pasar守谷」をオープンする。

防災機能面を強化

「Pasar(パサール)」とは、話題の店舗やその地域ならではのグルメを取りそろえ、バラエティ豊かなサービスを提供する、同社のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)のこと。

守谷SAがある茨城県守谷市は緑が豊かな地域にあることから、同施設は「恵みの森」をコンセプトに「旅の思い出が溢れる、賑わいの場」としてオープン。レストランやフードコートに加え、旬の商材などをそろえたショッピングゾーンの「旬撰倶楽部」や、生鮮野菜の直売コーナーも導入する。

また、大規模かつ広域災害時に高速道路休憩施設を活用した救援・救護活動を支援するSA・PAのモデルエリアとして、防災機能面も強化。自家発電設備や通信設備、ヘリポート、防災備蓄品の整備に加え、災害時に建物内のレイアウトを変更して災害対策室として機能できるよう、設計上の工夫も行う。

そのほかにも、駐車場における駐車マスの変更やトイレの改築なども実施する予定。温水洗浄式便座の導入や、女性トイレへのパウダーコーナー設置などを行う。