ワコムは31日、開発者向け技術情報サイト「Wacom Developer Network」をオープンした。

開発者向けの技術情報サイト「Wacom Developer Network」がオープンした

同サイトでは、同社のEMR(Electronic Magnetic Resonance)ペンを用いた手書きソリューションや、Wacom feel IT technologies(feel)の技術によるマルチタッチ機能を利用した、より快適なインタフェースソリューションの開発サポートならびに技術の活用方法を提案する。加えて、Windowsプラットフォーム向けのMicrosoft.InkやWintab、マルチタッチ、WEBブラウザ用のプラグイン、ならびにMacプラットフォーム向けの最新技術情報を提供していくほか、技術セミナーなどの開催情報の提供も予定している。

さらに、アプリケーション開発を活性化するため、ダウンロード可能なSDK(ソフトウェア開発キット)、サンプルコードやサンプルアプリケーションの公開を近日中に予定している。そのほか、アプリケーションの実装や技術面での疑問などの情報交換が行える「フォーラム」や、開発者と同社とのコミュニケーションを促進する「技術ブログ」も順次開始していく。なお、同サイトの運営は、iPhone/iPadアプリ、Androidアプリの開発やWebシステム開発などを手掛けるバサラと共同で行うとのことだ。