ヤマハは、ヤマハネットワーク機器の設定・利用・運用などを行うネットワーク・エンジニア向け業界特化型SNSのヤマハネットワークエンジニア会「YNE」(呼称:いーね)のポータルサイトにて、一般会員(無料)の募集を開始した。将来に向けて、正会員(会費:有料)向けのサービス開発も行っていく予定だという。

「YNE」は、会員同士および会員とヤマハが交流する場で、記事に対して共感を表現する機能が設けられる。

同社では、現状のメーリングリスト、Blog、Twitterに加え、ネットワーク・エンジニアが「より親密な交流・共感・共有」を可能にする専用SNS「YNE」を立ち上げることで、最新の情報やノウハウをスピーディに提供する。今後は、いつでも手軽に交流できる「YNE」を核に、インターネットを活用したオンライン・サービスやリアルに集えるオフライン・サービスなどを会員向けに企画していく予定だという。

「YNEの概要」

また、同社調査によると、ネットワーク・エンジニアは、日頃からネットワーク機器の機能確認、設定確認やスキルアップのための検証機材調達に苦慮していることがわかったため、同社は今回、検証機材調達の地理的・時間的・費用的な問題を解決する「遠隔検証システム(β)」を新たに開発。会員は、無料でオフィスや自宅から利用可能だ。

「遠隔検証システム(β)」は、より手軽な実機検証を可能にする期間限定の会員専用サービスで、このサービスを利用することで、検証のための地理的・時間的・費用的な問題を解決し、製品の使い方などを習得することができる。

「遠隔検証システム(β)」は、ポータルサイトで検証リソースを予約し、予約時刻にポータルサイトにログイン後、遠隔検証システム(β)にアクセス。遠隔地から実機検証を行う。

遠隔検証システム(β)の概要