Q.自分自身おばさんになったなあと感じることはありますか?

「ちょっと、すみませーん」。全然店員がこなくてイラつく。昔は恥ずかしくて注文さえできなかったのに、今はお店で大声出しても全然平気。これっておばさん……?! 今回は、マイナビニュース会員のうち独身女性200名に、自分がおばさんになったなあ、という瞬間について教えてもらった。

Q.自分自身おばさんになったなあと感じることはありますか?

はい 55.0%
いいえ 45.0%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどうしてですか? どんなときにそう感じますか?

■鏡の前で分かる衰え
・「アイラインを引きにくくなった、目じりに小じわができた」(26歳女性/その他/その他)
・「おでこのしわや豊齢線が目立つようになってきたこと写真写りがピチピチの若さがない点」(24歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「鏡で顔を見て、明らかに昔より老けた顔になっていたので」(27歳女性/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「肌の張りがなくなってきた」(26歳女性/自動車関連/事務系専門職)

■明らかな体力の衰え
・「歩くのが気付くと遅く、抜かされていく」(24歳女性/医療・福祉/事務系専門職)
・「とにかく階段がしんどい」(25歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「筋肉痛の治りが遅い、体力の低下」(26歳女性/情報・IT/営業職)
・「徹夜ができなくなった」(31歳女性/医療・福祉/その他)
・「仕事で疲れやすくなった時、休みの日に家でごろごろしていることが増えた時」(30歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「立ち上がるときに"よっこいしょ"という」(19歳女性/その他/その他)

■女性ならではの感覚
・「腕についた跡などが、消えにくくなった時」(27歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「代謝が悪くなった、朝起きて減る体重が少なくなった」(24歳女性/医療・福祉/事務系専門職)
・「傷が治りにくい」(26歳女性/金融・証券/専門職)
・「姿勢が崩れているとき」(31歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)

■もう……おばあちゃん?!
・「走ると息切れがします」(30歳女性/ソフトウェア/秘書・アシスタント職)
・「腕が上がらない」(26歳女性/不動産/事務系専門職)
・「朝早く目覚める」(33歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「長く寝ていられなくなった」(23歳女性/小売店/販売職・サービス系)

■メンタル面の老化?!
・「すぐイライラする」(33歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「ときめかなくなったり、あまり感情が動かなくなったとき」(26歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「はぁ……ってため息ついちゃう」(22歳女性/医療・福祉/専門職)
・「出かけるのがおっくう」(27歳女性/小売店/営業職)
・「面倒に感じることが多くなった」(34歳女性/医療・福祉/秘書・アシスタント職)
・「恋愛に積極的になれなくなった」(29歳女性/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)

■おばさん化進行中
・「びっくりした時に出る声が『きゃー』ではなくて『わっ』になった、女を捨てていると感じた」(24歳女性/学校・教育関連/その他)
・「ちょっと覚えが悪くなった」(26歳女性/その他/クリエイティブ職)
・「多少のことでは動じなくなったから」(31歳女性/医療・福祉/専門職)
・「店員に質問をできる」(26歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「ノーブラOKのとき」(27歳女性/医薬品・化粧品/営業職)

■流行についてけない
・「アイドルの曲が全然わからない」(29歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「テレビに出てくる芸能人やアーティストなど、若い人に人気があるらしい人を知らなかったりした時」(33歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「テレビの流行語が分からなくなった」(25歳女性/医療・福祉/事務系専門職)
・「幕内力士やプロ野球選手、活躍している芸能人などが年下ばかりになったとき」(31歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「LINEをやろうと全く思わない」(28歳女性/医療・福祉/専門職)

■若い子との比較で
・「後輩がかわいく見えたとき」(24歳女性/小売店/事務系専門職)
・「高校生が羨ましいとき」(24歳女性/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・「若い子を見たとき、肌が違うなーと思う」(23歳女性/情報・IT/クリエイティブ職)
・「先日母校の大学に遊びに行ったら、下着が見えるような格好をしていた後輩がいて、最近の若い子は……と思ってしまったとき」(26歳女性/医療・福祉/専門職)
・「女子高生を見て、私にもあんなころがあった! とむきになって思ってしまったとき」(25歳女性/その他/事務系専門職)

■総評
「おばさんになったなあ」と感じる女性は55%。回答者は20代30代の女性が多いにも関わらず、年齢による衰えをすでに感じているようだ。

まずは、見た目。毎日メイクをする女性ならではの細かいシワやシミは、おばさん化を感じるポイントだ。目尻のシワ、口の脇の豊齢線、おでこのシワ、お肌のはり具合も、確かに気になるところだ。以前より「化粧をするのが下手になった」という意見もあった。若い頃とは気合いの入り方も違うかもしれないし、諦めも入ってきているかもしれない。

体力面の衰えも、多くの意見が寄せられた。分かりやすく「歩くのが遅くなった」「階段で息切れする」という意見から、「遊んでいても疲れて帰りたいと思ってしまう」「休みの日に家でゴロゴロすることが増えた」など、ちょっとガッカリな行動も増えてしまうようだ。

また、かなり多かったのが「よいしょ」とか「よっこらしょ」とか掛け声が出てしまう、という意見。「前は言ってなかった」という声もあり、確かにおばさん度を測るひとつのバロメーターにはなりそうだ。女性の鋭い観察で、「代謝が悪くなった」「傷が治りにくい」「跡が消えにくい」といった変化を感じてとっている人もいた。

メンタル面でも「イライラする」「ときめかなくなった」「出かけるのが億劫」など、おばさん化が進んでいる女性の回答が並んだ。悪いことばかりではなく、ずうずうしさを身につけて「店員に質問できるようになった」「多少のことでは動じなくなった」という声も。これはおばさんならではの強みだ。

その他、「アイドルの曲が全然分からない」「若い子が羨ましくなった」「友達の子供が大きくなってた」「ミニスカートがはけなくなった」なんて、さまざまな局面で自分が老けたことを自覚しているよう。いずれにしても、20代30代なんてまだまだ序の口だ。

(文・アリウープ 中嶋絵里)

調査時期: 2013年7月12日~2013年7月14日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート