セイコーエプソンは7月29日、周波数を容易に設定できるプログラマブル水晶発振器「SG-8003」シリーズに、2.5mm×2.0mmサイズの「SG-8003CG」を追加したと発表した。

近年、コスト削減の目的から電子機器に使用するプリント基板の小型化に伴い、搭載される電子部品にも小型化が求められている。そこで今回同社では、1.8~3.3Vと幅広い電圧駆動に対応した「SG-8003」シリーズに、2.5mm×2.0mmと小型パッケージの「SG-8003CG」を追加した。同製品は従来品に比べ、設置面積で約38%、体積で約58%削減している。

さらに今回、「SG-8000」シリーズ専用のプログラミングツールとして、Windows 7に対応した、リーズナブルなライター「SG-Writer II」をラインアップ(別売)。同製品により、プログラム上で必要な周波数、出力条件、駆動電圧を選択し、内蔵メモリ(PROM)に書き込むだけで、周波数を容易に設定することが可能になる。必要な周波数の水晶発振器を即座に用意できる今回のライターは、新製品の開発・評価期間の短縮に寄与するとしている。

新製品の2.5mm×2.0mmサイズの「SG-8003CG」

Windows7 に対応したプログラミングライタ「SG-Writer II」