タレントの水沢アリーと元競泳選手の宮下純一が28日、東京・港区の東京タワーで行われた「"2020度参り"チャレンジラン」のキックオフ記者発表会に出席した。

「"2020度参り"チャレンジラン」のキックオフ記者発表会に出席した水沢アリー

「"2020度参り"チャレンジラン」は、2020年のオリンピック及びパラリンピックの東京招致に向けたランニングイベント。東京タワー周辺のランニングコースを走った後に東京タワーの外階段600段を登頂、東京23区内で1番高い神社"タワー大神宮"で東京招致を祈願する――という内容で、参加ランナーが計2,020人に達するまで毎日開催する。

キックオフのゲストランナーとして登場した水沢は、「帰宅部だったし運動とは無縁。走るのは5年ぶり」と多少の不安を見せつつ、「オリンピックを東京にという強い気持ちを持って、精一杯走ろうと思う。頑張って行くよー!」と意気込みを。北京オリンピックの男子400mメドレーリレーで、北島康介選手らと共に銅メダルを獲得した経験を持つ宮下は、「東京オリンピックを開催することで、子どもたちがスポーツ選手を目指してくれたらうれしい。みんなの夢を背負って頑張ります」と気合を入れた。水沢と宮下は、開催都市決定まで1,000時間を切る同日13時、一般ランナー約20人と共にスタート。「東京五輪!」と掛け声を合わせながら、笑顔で東京タワーを登り切った2人は、観光客らに見守られながら"タワー大神宮"で祈願した。

イベント終了後、報道陣の取材に応じた水沢は「走り出してすぐにキャパが超えちゃって……。途中で挫けそうになって、リタイアしたかった」と道中の心境を振り返りつつ、「みんなが『アリーちゃん頑張って!』と声を掛けてくれたので頑張れました」と充実した表情。祈願した内容を聞かれ、「素敵な男性と出会いたい。ごめん、欲が出ちゃって」と私的なお願い事もした事を明かした水沢は、「身ぐるみ剥がしても格好良い人が好き。肩幅がある人が好きなので水泳選手とか」と好きなタイプを明かしてニンマリ。「宮下さん格好良い~!」とラブコールを送られた宮下は、「アスリートの彼女は大変ですけど、東京オリンピックで探せば良いんじゃない?」とアドバイスを送っていた。