実際の電気製品を理科の夏休みの自由研究に! - システムトークスが販売開始

「知らないことがわかる」楽しさを見出して勉強が大好きだった方もいると思うが、多くの方が子どもの頃や10代の頃を思い出すと、「なんでこんな社会に出たら役に立ちそうにもないことを勉強しているんだろう」と思ったことが少なくとも1度はあるのではないだろうか? 日本の教育における問題点の1つに、生徒にとって習うことが世の中のことと直接的に結びついていない(結びついているのにそう見えにくい)ということがあるはずだ。例えばゲームを創るのにはプログラマーは絶対に必要で、当然プログラマーは数学をわかってないといけないわけで、数学を理解するには小学校の算数が基礎として重要なのはいうまでもない。

ともかく、否定的な疑問を感じながら授業を受けるから当然頭に入らないし、その結果理解できないから、「知らないことがわかる」楽しさを味わいにくく、「つまらない」となっていってしまうものと思われる。

そこで理科限定だが、夏休みの宿題として理科の自由研究が出るような年代、特に小学校高学年から中学生にかけてのお子さんを抱えるお父さんお母さんにオススメしたいのが、システムトークスが7月25日より発売を開始した「自由研究セット」だ(画像)。理科が苦手、理科が嫌いというお子さんの同教科に対する思いをガラリと変えてしまおうという製品である。

自由研究セット。実売家電製品を使って自由研究ができ、電気などを学べてしまう

LEDランプ+蓄電池付きのソーラー扇風機(さらにラジオや蚊取りマットも)という、実際に販売されている製品を使って、夏休みの自由研究を行えるというセット品である。学校の理科の授業で習ったことが、実際に電化製品にどう使われているのかを実感でき、実験を行っていく内にどんどん電気の知識が身につくという内容だ。

また、自分で考えながら実験・勉強ができるように工夫がされており、ただ実験をするだけではなく、考えながら進められる点も特徴の1つ。自由研究が終わる頃には、いつの間にか知識が身についているという仕組みで、「わかるから楽しい!」というように理解の楽しさも実感しながら進むことができるのである。

具体的なセット内容は、太陽光発電ソーラーパネルの「スゴイソーラー」と、蓄電池(充電式バッテリー)やLEDライトなどの機能がある多機能型扇風機の「スゴイ扇風機」、そして実験用ケーブルと自由研究の冊子だ。太陽光発電の実践と発電量の研究、蓄電池の特性の研究、LEDライトの特徴の研究、消費電力の研究と算出、そしてそれぞれの原理を簡単に学べる。また節電の必要性や方法について考えるという社会性もテーマとされているのだ。しかも、お子さんの学齢に合わせてすべてのテーマを選んでもいいし、1つに絞ってもいい(まだ習っていなくて難しくて使わなかったテーマは、学齢が上がって適した時の夏休みの自由研究に使えばよい)。

またテキストもわかりやすく解説されており、ポイントを書き込めるようになっていて見返す時にも便利なようになっている。また、レポートの書き方も説明されており、どう書くのか自分で考えながら作成できるよう導いてくれる点も魅力の1つだ。

仕様は以下の通り。価格はオープンとなっている。ぜひ、お子さんを理科好きにして、理科離れを是正していただきたい。