日本エコシステムは、電気自動車「日産リーフ」を家庭の電源・電力として利用できるシステム、ニチコン製「EVパワーステーション」の販売・施工を開始すると発表した。

太陽光発電とEVパワーステーションのイメージ

EVパワーステーション

ニチコンが開発した「EVパワーステーション」は、設置することにより電気自動車「日産リーフ」の大容量バッテリーに蓄電した電力を家庭の電源として利用できるシステム。夜間に電気自動車に貯めた電力を昼間に給電することで、電力消費のピークの緩和(ピークシフト)に貢献するとともに、電気代が節約できる。

太陽光発電を設置している家庭の場合、昼間に電気自動車の電力を活用することで、太陽光発電で発電した電力をより多く売電することができる。万が一停電が発生しても、電気自動車のバッテリーから電力を供給することが可能だ。

日本エコシステムは、全国14拠点を展開する太陽光発電設備の販売・施工会社。新たな事業として、一般家庭のユーザーに電気自動車とEVパワーステーション、太陽光発電の新たなエネルギーソリューションの提供を展開している。EVパワーステーションの価格は、本体が50万4,000円、基本工事費用が6万3,000円。購入については、楽天が運営する太陽光発電システム販売サービス「楽天ソーラー」でも申し込むことができる。