米Motorola Mobilityは7月23日(現地時間)、スマートフォンの新製品「DROID ULTRA」「DROID MAXX」「DROID MINI」を発表した。米国の通信事業者Verizonが8月20日より販売を開始。2年契約時の価格はDROID ULTRAが199.99ドル、DROID MAXXが299.99ドル、DROID MINIが99.99ドル。

左から「DROID ULTRA」「DROID MAXX」「DROID MINI」

3機種ともに同社のスマートフォンブランド"DROID"シリーズの新製品で、プロセッサに「Motorola X8」を採用。Motorola X8は、1.7GHz・デュアルコアのアプリケーションプロセッサ、400MHzのクアッドコアGPU、自然言語処理プロセッサ、コンテキスト・コンピューティングプロセッサで構成される。加えて、本体に米デュポン社の高強度素材「KEVLAR(ケブラー)」ファイバーを採用。機能面では、本体に触れずに操作できる「Touchless Control」機能を備える。

DROID ULTRAは、5インチ(720x1280ドット)のAMOLEDディスプレイを搭載したスマートフォン。寸法・重量は71.2×137.5×7.18mm・137gで、バッテリ容量は2130mAh。OSはAndroid 4.2.2(Jelly Bean)を採用する。RAMは2GB、ストレージは16GB。

機能面では、前面に2メガピクル、背面にLEDフラッシュ機能を備えた10メガピクセルカメラを搭載。ともに1080pのHD動画の撮影に対応する。このほか、WI-FI(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0 LE+EDR、GPSなどをサポート。テザリング機能も搭載し、最大8つのデバイスを接続できる。

DROID MAXXも5インチ(720x1280ドット)のAMOLEDディスプレイを搭載した製品。基本仕様はDROID ULTRAと同等だが、ストレージが32GBに、バッテリ容量が3500mAhに増量されている。これにより、寸法・重量も71.2×137.5×8.5mm・167gとDROID ULTRAより若干厚くなっている。

DROID MINIは、前述の2機種より小さい4.3インチ(720×1280ドット)のHDディスプレイを搭載した製品。このほかの仕様はDROID ULTRAと同等だが、ディスプレイの小型化により、寸法・重量は61.3×121.25×8.9mm・130gとなっている。