いまや社会人の必須スキルともいえるパソコン。しかし、社会人として働くのに、どの程度のレベルが求められるのか不安に感じたことのある人も多いでしょう。仕事上で必要なパソコンスキルは、仕事内容によってかなり変わってきますが、この辺はおさえておくと安心、という項目を挙げてみます。皆さんは自信を持ってできる! と言えますか?

■ビジネスメールの送受信ができる

え、そんなの当たり前でしょう! と言われてしまいそうですが、パソコンを使ったビジネス上のメールのやり取りは社会人の必須スキル。会社によって使用しているメーラーが違いますし、よく使う文章のテンプレート化や送受信メールのフォルダ振り分けなど便利な機能を使っていきましょう。

■デジタルカメラ写真を取り込める・簡単な画像処理ができる

使用するソフトは職場によっていろいろだと思いますが、写真を取り込んで、トリミングや回転、明度・彩度の変更程度はできた方がいいでしょう。また、画像を送るときはそのままのデータで送ること! 相手から指定がない限りは、ワードやエクセル、パワーポイントに貼りつけて送付しない方が良いでしょう。

■エクセルの基本的な操作ができる

基本的な表を作成できれば、まずは及第点。さらに、エクセルでマクロを作れるレベルまで行けば、ふだんの業務もスピーディーにこなすことができるでしょう。ちなみにマクロとは、エクセルでの一連の作業を自動化するためのツールです。毎日同じ作業を繰り返す場合など、マクロを作っておくと効率良く進められます。またピボットテーブルを使えるようになると、データの分析も効率良く進められます。

■ワードの基本的な操作ができる

こちらも文章を打ち込めればまず不自由はしませんが、エクセルで作成した表や図をはりこめればよりわかりやすい資料になります。ワードアートやフォント変換を駆使してしまうと、逆に見づらくなってしまうのでほどほどに…。

■パワーポイントでプレゼン資料を作成できる

プレゼンでの利用率が非常に高いパワーポイント。会議や研修でもよく使われていますよね。パワーポイントは、是非使えるようになっておきたいソフトです。スライドを見せながら説明ができるので意図を伝えやすく、実際にプレゼンする人の強力なサポートとなってくれます。基本的な操作方法・スライドの作成方法だけでなく、相手に「魅せる」スライド作りができるようになると、あなたの評価も高まること間違いなしです。

仕事の内容によっては、もっと専門的な内容が必要だったり、全く違うスキルが必要だったりすると思います。これらはあくまでもベーシックなパソコンスキル。あとは仕事をしながら、現場でどんどん吸収することでスキルアップしていけるでしょう。