ポルシェ ジャパンはこのほど、ライプツィヒ工場内に建設を進めていた新しい塗装工場が完成したと発表した。

ヘリコプターでエアベントを取り付け、工場の建設が完了した

ポルシェは「Macan」シリーズ生産のため、ライプツィヒ工場の拡張に約5億ユーロを投資する予定。ポルシェAG史上最大規模の建設プロジェクトで、拡張はボディ工場と塗装工場の新設が中心となる。同工場は「Macan」生産のため、この地域に1,400人の新たな雇用を創出する予定。地元・ザクセン州の経済においても重要な出来事となる。

ポルシェ ライプツィヒGmbHの取締役会会長を務めるジークフリート・ビューロー氏は、「この塗装工場の完成によって、『Macan』の生産に向けた大きな準備がまたひとつ整うことになります。塗装工場内の設備はすでに設置が完了しており、8月にもテスト稼働を開始する予定です。計画は順調に進んでおり、12月に最初の1台がラインオフするのを非常に楽しみにしています」と述べている。