JR九州はこのほど、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の車内で提供するスイーツについて、東京・六本木のフレンチレストラン「エディション・コウジ シモムラ」のオーナーシェフ、下村浩司氏がプロデュースすると発表した。

車内で提供されるスイーツのイメージ。「白桃のコンポート 完熟小梅のコンフィチュールと赤紫蘇のジュレ」(写真左)と、「熊本産利平栗とパッションフルーツのエディション版モンブラン」(同右)

下村氏はフランスの三ツ星レストランなどで腕を磨いた料理人で、2007年に六本木に開店した「エディション・コウジ シモムラ」は、翌年発行の『ミシュランガイド 東京 2009年度版』にて、初掲載で二ツ星を獲得。昨年末発行の2013年度版でも二ツ星を獲得。「素材にこだわる」「手間ひまをかけ、本物にこだわる」との考え方にもとづき、スイーツもバターやクリームで素材を覆わず、砂糖に頼りすぎないのが特徴だという。

下村氏のプロデュースするスイーツが提供されるのは、福岡・佐賀・長崎・熊本・大分の5県を巡る1泊2日コースと、4日間かけて九州を周遊する3泊4日コース。1泊2日コースでは、長崎での選択プランのうちの1つとして設定される車内でのティータイムで提供。3泊4日コースでは、1日目の車内での夕食後と、3日目の移動中の車内で提供される。

クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」は、10月15日から第1期の運行を開始。現在は第3期(2014年4~6月出発分)分の予約受付を行っている。