熊本県は、普及指導員が農業者に直接接して、生産現場での農業技術や経営に関する指導(普及活動)において、iPadを導入したと発表した。

導入したのは、各広域本部地域振興局農林(水産)部等農業普及・振興課(11台)と農業技術支援室(3台)。  

iPadの導入により、普及指導員が普及活動を行う際、現場にいながら、インターネット回線を通じて、高度な専門知識を有する農業革新支援専門員と相談することが可能となるほか、地域の様々な情報をクラウドシステムを活用して共有化を図ることで、他地域の事例を参考とした効果的な普及活動が可能となる。

また、緊急を要する病害虫防除対策や栽培管理等に対して、各地域の普及指導員と農業革新支援専門員が密に連携することが可能となり、より的確な現地指導が可能となる。

熊本県では、2014年2月まで野菜部門で導入し、検証を行うという。