Cypress Semiconductorは7月15日(米国時間)、同社のプログラマブルシステムオンチップ「PSoC」と静電容量センシング技術「CapSense」、タッチスクリーン技術「TrueTouch」がBluetooth Low Energy(BLE)規格に準拠したと発表した。

BLE規格に準拠することにより、PC周辺機器やリモート制御機器、ウェアラブルコンピュータ、ポータブル医療機器など、Bluetoothアプリの迅速な開発が可能になる。

Cypressは、「PSoC」および「CapSense」、「TrueTouch」製品の製造における主要技術、S8 130nmフラッシュ ベースSONOSプロセスによりBLE準拠を実現。SONOSは、標準のCMOSプロセスとの互換性を持ち、高い耐久性と低消費電力性、耐放射性などを備えているとのことで、これにより、同社のBLE準拠ソリューションは-40℃~+85℃という工業用温度範囲にも対応することが可能だという。

なお、BLE準拠の最初のサンプル品は2014年第1四半期に出荷される予定。